ワープロソフトを駆使して、様々な文章を作成する。
パソコンに入っているワープロソフトと言えば、現在ではマイクロソフトの『Word(ワード)』が定番です。社会人であれば、ワード、エクセルが使えることは、必須の条件と言えるでしょう。
10年くらい前は、Wordの日本語変換機能がいまいちで、ジャストシステムのワープロソフトである『一太郎』や日本語入力システムの『Atok(エイトック)』の方が使いやすいと評判でした。当時はWordを使っていても、マイクロソフトの日本語入力ソフトである『IME』は使わずに、わざわざエイトックを単体で購入して日本語入力を行っているという人もいました。
しかし、最近は『IME』の変換システムも改善され、何ら不便を感じない状況になっており、ビジネスユースにおいて、一太郎を使用しているケースはほとんど見られません。
Wordのバージョンは、95以降、97、98、2000、2002(XP)、2003とバージョンアップし、2007年1月に大幅な変更となるWord2007が発売されました。これまでのWordの拡張子である、『doc』は使用されず、『docx』というxmlの技術を利用したファイル形式となりました。そして2010年に2007で評判の悪かったところを改良したWord2010が発売されています。
Word以外のソフトでは、前述の『一太郎』、Googleが無料で提供する『Google Docs』、オラクルが開発元となったOpenOffice.orgのWriter(こちらも無料)などがあります。
『Google Docs』はインターネット検索大手のGoogleが作成したソフトということで注目を集めています。このソフトは、オンライン上で使用でき、既存のWordファイルもアップロードして編集できる(最大 500KBまでアップロード可能)など、基本的な機能を備えています。
ワープロを利用するには、ワープロソフトを使用します。Windowsには、『ワードパッド』という簡易的なワープロソフトが無料で入っています。[スタート] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [ワードパッド]で起動できます。
MicrosoftのWordは元々パソコンに入っている場合もありますが、本来は追加で購入・インストールするソフトです。
Wordを追加したい場合は、ソフトを購入する必要がありますが、Word単体で買うと割高になるため、『Microsoft Office』という統合パッケージを購入した方がお得です。
Wordなどのワープロソフトは、動作自体がそれほど重くはないため、市販されているPCであればどのPCでも問題なく動作するはずです。
中古パソコンを購入する場合は、ワープロソフトが入っているか?、入っていない場合は最新のソフトがインストールできるか?を確認しましょう!